昔、屋台村みたいな鉄板焼き屋や洋風居酒屋の集合したお店が、
アパートの目の前にあったので仕事帰りに週2くらいそこで飲んでた。
ある夜、いつものようにそこに行くと初めて見る子が2人飲んでた
1つ席を空けて座って飲み物を注文すると、25歳と20歳の看護婦さんで
時々飲みに来てくれるとマスターが紹介してくれた。
疲れてたので、こんばんはと愛想笑顔で挨拶だけしてすませて
軽く食べたら帰ろうと思っていたら20歳の子が隣の空けた席に移動してきて
裕子(仮名)です、おにいさんかっこいいね、
うちら夜勤明けで明日も休みじゃけぇ飲みに来たんよと声をかけてきた。
疲れて声をかけられたくなかったし、面白いことも思い浮かばなかったので
裕子ちゃんもかわいいねとだけ応えて、出された飲み物に口をつけて目線を切った。
けれど、何を話したかあまり覚えてないけど、彼女いるんですか?とか延々と話しかけられた